【映画】テルマエ・ロマエⅡ

傑作風呂マンガの映画化第２弾

突然、掘って沸いたかのように出てきた風呂マンガ『テルマエ・ロマエ』。私もこのマンガが好きで読んでましたが、正直、映画化まではどうなのかな？　と思っていました。ところが、映画も大当たり！　私も映画館で声を出して笑いました。

１作目からほぼ２年ぶりとなる今作。主役の阿部寛さん＝ルシウス（古代ローマの風呂設計技師）という図式も、もはや定着しています。１作目では出オチになっていた濃い顔日本人俳優（北村一輝、宍戸 開、市村正親）の古代ローマ人役も、見慣れちゃってまったく不自然じゃないんですよね（笑）。

単純にストーリーはおもしろいし、予想外なキャスティングやバカバカしい演出も健在で、誰が見ても確実に楽しめる作品です。ただ、１作目のインパクトが強すぎて、それを超えることはできていません。

また、失敗できない２作目として、ビジネス的にいろいろ詰め込まなくてはならなくなってしまい、登場人物の内面を「じんわり」描いている時間が無くなってしまったのかもな、とも感じました。

まとめ

大好きな作品だけに、もっともっと芯から温まる作品になってほしかった。あくまで私の願望に過ぎませんけど。